そもそもゲームクリエイターという職業はありません。
ゲームクリエイターという名称は、雑誌やネットでゲーム制作者を呼ぶときに使われるようになった造語のようなものです。
ゲームクリエイターの線引き
ゲームクリエイターと呼ばれる人々
世間一般からはゲームを作る人として認識されていますが、ゲームは大人数で製作されるので、プロデューサー以外は全員製作する立場にいます。
ゲームクリエイターという立場を深く考えた場合、ゲームを企画する人と解釈されるはずです。
ゲームの企画を考える立場にいる人はゲームプランナー・ディレクターと言われています。
なのでゲームクリエイターはゲームプランナー・ディレクターのことと解釈して間違いないでしょう。
ゲームプランナー・ディレクターの違い
さらに詳しく言うならばプランナーとディレクターも微妙に違います。
なぜならディレクターとプランナーは兼任されることが多く、会社ごとによって捉え方が異なるからです。
明確に分けるとすると主にディレクターが企画を考え、プランナーが仕様書を書いて各セクションに指示を出す。といった形になります。
ですが、細かく分けられていない場合もあるので、基本的にディレクターとプランナーは同じ立場と捉えるようにしましょう。
ゲームプランナー・ディレクターになる手順
ゲームプランナー・ディレクターになる方法は専門学校へ通うかアルバイトとして働くか、転職するかの3つになります。
その中でも王道は専門学校に通うことです。
専門学校では必要なことだけを教しえてもらえるので、効率的です。
カリキュラムだけでなく就職対策も各校工夫を凝らすようになってきました。
産学共同ではプロに教わりながら商品化するゲーム開発に参加し、企業との合同プロジェクトでは企業の提示した課題に取り組んだりと、就職に直結した取り組みがなされています。
専門学校のメリット・デメリット
どの分野でも専門学校のメリット・デメリットは大差ありません。
メリットは学びやすい環境と就職に強いことです。
デメリットは環境が整いすぎて受身になってしまうこと。
どちらにせよ損得は個人の頑張り次第になります。
専門学校を選ぶ基準は
ゲーム製作ではPC・ソフト・ネット環境・仲間が必要です。
この4つが揃っているのかが基準となります。
PCの使用時間に制限がついている学校はあまり期待できません。
夜遅くまで生徒の思うように使わせてくれる学校ほどゲームに没頭できる環境が揃っていると言えるので、設備の使用時間を確かめましょう。
また設備の新しさも重要です。
ゲーム開発はデジタル技術なので新陳代謝が早い業界です。
まとめ
最新の機器が揃っている学校ほど環境がよく財力でのバックアップも揃っているでしょう。
選ぶ基準は設備の新しさと使用時間です。
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