日本のゲーム業界は停滞しつつあります。
その大きな原因は
1.高い開発費とソフトのパターン化
リアルなグラフィックの再現が可能になったのとシステムが複雑になったことによってゲーム一本当たりの開発費が高くなる傾向にあります。
開発費が高くなると確実に売上を出さなければいけなくなり、以前ヒットした作品を作るようになりマンネリ化する。
このスパイラルに陥り停滞していると言われています。
2.ライバルの出現
これまでは家庭用ゲーム機が主流でしたが、スマートフォン向けの気軽に楽しめるアプリケーションの需要が高まったことによって消費が減少しました。
3.複雑化してしまったシステム
ゲーム機の処理能力が向上し構造が複雑化していくにつれ気軽に楽しめるソフトが減りました。
システムが複雑になると理解するのに時間がかかるので、プレイを楽しめないということが起こるようになったのです。
複雑になると共に映像の美しさが注目されるようにもなりました。
プレイする割合より映像を楽しむ時間が増えたので楽しめる人が限られてきました。
このようにゲーム業界を停滞させている原因は数多く、良かれと思って進めてきたことが裏目に出てしまったようです。
消費者の心をつかむ努力がゲームにあらわれない限り、これ以上の発展は難しいでしょう。
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